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ハムレット

Hamlet
トリックテイキング系|3人|★★★☆☆
3人用のトリックテイキング。各ラウンドで目標トリック数を宣言し、的中させることを目指す。

概要

ハムレット(Hamlet)は3人で遊ぶトリックテイキングゲームで、各ラウンドの開始時に自分が取るトリック数を宣言し、その通りに取ることを目指します。多くても少なくてもペナルティとなるため、正確な手札の評価力が問われるゲームです。

ジョーカーを除く52枚デッキを使用し、切り札ありのマストフォロー形式でプレイします。宣言(ビッド)の正確さが勝敗を大きく左右する、予測と実行のゲームです。

基本ルール

使用カード

ジョーカーを除く52枚を使用します。カードの強さはA(最強)から2(最弱)の通常順です。

配り方

各プレイヤーに17枚ずつ配り、残り1枚を表向きにして中央に置きます。この表向きカードのスートがそのラウンドの切り札となります。

切り札

表向きにされたカードのスートが切り札です。切り札は他のスートより常に強く、切り札同士ではランクで比較します。

ゲームの流れ

1. 宣言(ビッド)フェーズ

ディーラーの左隣のプレイヤーから時計回りに、自分が取ると思うトリック数を宣言します。宣言は0から17までの任意の数字です。

重要なルールとして、3人の宣言の合計が17(総トリック数)と一致してはいけません。つまりディーラー(最後に宣言するプレイヤー)は、合計が17になる数字を宣言できません。これにより、必ず誰かが目標を達成できない状況が生まれます。

各プレイヤーの宣言はすべてのプレイヤーに公開されます。

2. プレイフェーズ

ディーラーの左隣が最初のリードを行います。

  1. リードプレイヤーが手札から1枚出す
  2. 時計回りに各プレイヤーが1枚ずつ出す
  3. マストフォロー(リードスートと同じスートがあれば出す義務)
  4. フォローできない場合は任意のカードを出せる(切り札を切ることも可能)
  5. 切り札が出ていれば最も強い切り札がトリックを取る
  6. 切り札がなければリードスートの最高カードがトリックを取る
  7. トリック勝者が次のリードを行う

3. ディール終了

17トリックすべてが完了したら得点を計算します。

スコア計算

宣言達成

宣言したトリック数とちょうど同じ数を取った場合、宣言数 + 10点のボーナスを獲得します。

例:5トリック宣言し5トリック取った場合 → 5 + 10 = 15点

0トリック宣言し0トリック取った場合 → 0 + 10 = 10点

宣言未達成

宣言数と実際に取ったトリック数が異なる場合、差の絶対値がマイナス点となります。

例:5トリック宣言したが3トリックしか取れなかった場合 → -2点 例:2トリック宣言したが5トリック取ってしまった場合 → -3点

ゲーム終了

あらかじめ決めたディール数(推奨:各プレイヤーが同数回ディーラーを務める9ディール、12ディールなど)を行い、累計得点の最も高いプレイヤーが勝者です。

戦略・コツ

手札の評価

宣言の正確さがこのゲームの核心です。以下の点を考慮して手札を評価しましょう。

  • 切り札のA、Kは確実にトリックを取れる
  • 非切り札のAは高い確率でトリックを取れるが、切り札で負ける可能性がある
  • 各スートの枚数が重要。スートが短い(1〜2枚)とフォローできず切り札を使える場面が増える
  • スートが長い(6枚以上)とリードで主導権を握れるが、低ランクのカードはトリックを取りにくい

宣言合計の制限を利用する

3人の宣言合計が17に一致してはならないルールは、ディーラーに不利に働きます。ディーラーは希望の数字を宣言できない場合があるため、ノンディーラーのポジションが有利です。

先に宣言するプレイヤーは、正直に自分の予想トリック数を宣言するのが基本です。ディーラーは制限を受ける可能性を考慮し、柔軟な手札構成(多くも少なくも調整できる手札)を意識しましょう。

トリック数の調整

宣言後、目標に近づけるためにプレイを調整します。

  • トリックを取りすぎている場合:低いカードでフォローし、負けるようにする
  • トリックが足りない場合:高いカードでリードし、積極的にトリックを取りに行く
  • 0トリック宣言の場合:すべてのスートで最も低いカードを出す。ただしリードを避けるのは難しいため、長いスートの低ランクでリードする

他プレイヤーの宣言を利用する

他のプレイヤーの宣言から手札の強さを推測できます。高い宣言をしたプレイヤーは切り札や高ランクカードを多く持っているはずです。そのプレイヤーとの直接対決を避け、弱いプレイヤーからトリックを取る戦略が有効です。

0トリック宣言のリスクとリターン

0トリック宣言は成功すれば10点ですが、1トリックでも取ると-1点になります。確実にトリックを回避できる手札(各スートの低ランクが豊富、切り札がほとんどない)の場合にのみ選択しましょう。

バリエーション

ラウンド変動型

ディールごとに配る枚数を変える方法です。最初のディールは各1枚、次は各2枚と増やし、17枚まで到達したら減らしていきます。少ない枚数ではランダム性が高く、多い枚数では戦略性が高まります。

切り札なしラウンド

数ディールに1回、切り札なしのラウンドを挟むバリエーションです。切り札がないとリードスートが絶対的に強くなるため、手札の評価基準が変わります。

4人用ハムレット

4人で遊ぶ場合は各プレイヤーに13枚ずつ配り、宣言合計が13にならないようにします。基本ルールは同じです。

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