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🗡️

ギロチン

Guillotine
トリックテイキング系|4人|★★★☆☆
フランス革命テーマの4人用トリックテイキング。特定のカードを避けるスリリングなゲーム。

概要

ギロチン(Guillotine)はフランス革命をテーマにした4人用のトリックテイキングゲームです。ジョーカーを除く52枚のトランプを使用します。プレイヤーはフランス革命期の派閥を模しており、トリックで取ったカードの中に「処刑対象」となるカードが含まれていると罰点を受けます。

各スートが革命期の異なる勢力を表し、ラウンドごとに処刑対象となるスートが変わるため、同じカードでも状況によって価値が変動するダイナミックなゲームです。

基本ルール

使用カード

ジョーカーを除く52枚を使用します。カードの強さは A(最強)> K > Q > J > 10 > 9 > 8 > 7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2(最弱)です。

スートのテーマ

  • スペード:貴族(旧体制の支配層)
  • ハート:王族(国王・王妃・王族)
  • ダイヤ:富裕層(商人・銀行家)
  • クラブ:革命派(ジャコバン派・民衆)

配り方

各プレイヤーに13枚ずつ配ります。

切り札

クラブ(革命派)が常に切り札です。革命派は常に権力を持つという設定です。

処刑対象スート

各ラウンドで「ギロチン送り」となるスートが1つ決まります。そのスートのカードを取ると罰点になります。

処刑対象はラウンドの開始時に、ディーラーがカードを1枚めくって決定します。めくられたカードのスートが処刑対象です。クラブがめくられた場合はもう1枚めくります(革命派は処刑対象にならない)。

ゲームの流れ

1. 恩赦カードの選択

配られた手札を確認した後、各プレイヤーは手札から1枚を裏向きに場に出します。これが「恩赦カード」です。恩赦カードと同じ数値のカードは、処刑対象スートであっても罰点が半減します。全員が出した恩赦カードは表にして全員に公開します。

2. トリックプレイ

ディーラーの左隣がリードします。

  • 時計回りに1枚ずつカードを出す
  • マストフォロー(リードスートを持っていれば必ず出す)
  • フォローできない場合は任意のカードを出せる
  • クラブ(切り札)が出た場合、最も強いクラブがトリックを取る
  • クラブが出なければ、リードスートの最も強いカードがトリックを取る
  • トリックを取ったプレイヤーが次のリードを行う

12トリック(恩赦カードで1枚使用のため12枚)を消化します。

3. ギロチン判定

各トリックの処理時に、処刑対象スートのカードが含まれているかを確認します。

4. 得点計算

処刑対象スートのカードの罰点:

  • A:-10点
  • K:-8点
  • Q:-6点
  • J:-4点
  • 10〜2:-1点ずつ

恩赦が適用されるカード(恩赦カードと同数値の処刑対象カード)は罰点が半分になります。

処刑対象以外のスートのカードには罰点はありません。

ボーナス得点:

  • 処刑対象スートを1枚も取らなかった場合:+15点(革命回避ボーナス)
  • 処刑対象スートのA、K、Q、Jの4枚全てを取った場合:罰点の代わりに+20点(完全支配ボーナス。恩赦カードで使った場合は3枚で成立)

5. ラウンド間の特殊ルール

3ラウンドごとに「革命裁判」が発生します。その時点で最も罰点が多い(得点が低い)プレイヤーは、次のラウンドで手札を配られた後に任意の2枚を最も得点が高いプレイヤーと交換しなければなりません。

6. ゲーム終了

通常12ラウンドをプレイします(各処刑対象スートが4回ずつ)。累計得点が最も高い(罰点が最も少ない)プレイヤーが勝者です。

戦略・コツ

恩赦カードの選択が毎ラウンドの最初の重要判断です。処刑対象スートの高い数値(A、K)と同じ数値のカードを恩赦に出すと、罰点の軽減効果が大きくなります。ただし恩赦カード自体は手札から失われるため、戦力のバランスも考慮しましょう。

クラブ(切り札)の管理が非常に重要です。処刑対象スートのカードが含まれるトリックを回避するために、クラブで他スートのリードを切ることが有効です。ただし自分がトリックを取ると処刑対象カードも一緒に取る可能性があるため、切り札を使うタイミングは慎重に判断しましょう。

完全支配ボーナス(+20点)は処刑対象のA、K、Q、Jを全て集める必要がありますが、成功すれば罰点が帳消しになるため、手札に処刑対象の高いカードが集中している場合は狙う価値があります。

ボイド戦略も有効です。処刑対象スートの手札が少ない場合、恩赦カードでそのスートを出してボイドを作ると、フォロー義務がなくなり処刑対象のトリックを回避しやすくなります。

革命裁判(3ラウンドごとの交換)では、低得点プレイヤーが高得点プレイヤーに強いカードを渡さなければならないため、常に中位以上の得点を維持することが重要です。

バリエーション

ダブルギロチン

処刑対象スートを2つにするバリエーションです。カードを2枚めくって2つのスートが処刑対象となります。罰点の機会が倍増し、より慎重なプレイが求められます。

ロベスピエールルール

クラブのK(ロベスピエールを象徴)を持つプレイヤーが特別な権限を持つバリエーションです。1ラウンドに1回だけ、トリックの結果を無効にして全カードを捨て札にする「恐怖政治」を発動できます。

チームギロチン

向かい合った2人をチームとし、チーム合計の得点で競うバリエーションです。パートナーが処刑対象カードを取りそうな場合に切り札で介入するなど、協力プレイが重要になります。

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