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44A(ササキ)

44A Sasaki
トリックテイキング系|4人|★★★☆☆
日本発の4人用トリックテイキング。44点を目指す独自の得点システムが特徴。

概要

44A(ササキ)は日本で生まれた4人用のトリックテイキングゲームです。2対2のペア戦で行われ、ペアの合計得点が44点に最初に到達することを目指します。名前の「44A」は目標点数の44と、エース(A)がゲームで重要な役割を持つことに由来します。考案者のササキ氏にちなんで「ササキ」とも呼ばれます。

トランプ1組(ジョーカーなし52枚)を使用し、4人のプレイヤーが向かい合った者同士でペアを組みます。切り札の決定方法やポイントカードの概念が独特で、日本のトリテ文化を代表するゲームの一つです。

基本ルール

使用カード

標準的な52枚のトランプを使用します。ジョーカーは使いません。

プレイ人数と座席

4人専用です。向かい合ったプレイヤー同士がペアとなります。座席はゲーム開始前にカードを引いて決定するか、任意に決めます。

カードの強さ

各スート内でのカードの強さは以下の通りです(左が最強)。

A > K > Q > J > 10 > 9 > 8 > 7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2

ポイントカード

すべてのカードにポイントがあるわけではなく、特定のカードのみがポイントを持ちます。

  • A:4点
  • K:3点
  • Q:2点
  • J:1点
  • 10:10点

1スートあたり20点、4スート合計で80点が場に存在します。

ゲームの流れ

配り方

ディーラーが各プレイヤーに13枚ずつ、すべてのカードを配りきります。ディーラーは各ラウンドごとに時計回りに交代します。

切り札の決定

配られた手札を見て、ディーラーの左隣のプレイヤーから順にビッド(宣言)を行います。ビッドでは切り札にしたいスートと、自分のペアで獲得できると宣言するポイント数を示します。

最低ビッドは22点です(全体80点の半分を超える値に近い数字)。前のプレイヤーより高い数字を宣言するか、パスをします。全員がパスした場合は、カードを配り直します。

最も高いビッドをしたプレイヤーのチームがディクレアラー(宣言側)となり、指定したスートが切り札になります。

プレイ

ビッドに勝ったプレイヤーが最初のリード(最初の1枚を出す)を行います。以降は各トリックの勝者が次のリードを行います。

  • リードされたスートと同じスートを持っている場合、必ずそのスートを出さなければなりません(マストフォロー)
  • フォローできない場合は任意のカードを出せます(切り札を出すことも、別のスートを捨てることも可能)
  • 切り札が出された場合、切り札の中で最も強いカードがトリックに勝ちます
  • 切り札が出されなかった場合、リードされたスートの中で最も強いカードが勝ちます

13トリックすべてを消化したらラウンド終了です。

得点計算

各ペアが獲得したトリックに含まれるポイントカードの合計を数えます。ディクレアラー側のペアがビッドで宣言した点数以上を獲得できた場合、宣言した点数がそのまま得点として加算されます。

宣言点数に達しなかった場合(セット)、宣言した点数分がペナルティとして減点されます。

ディフェンス側(相手ペア)は、常に実際に獲得したポイント分を得点として受け取ります。

勝利条件

複数ラウンドを行い、いずれかのペアの累計得点が44点以上に到達した時点で、そのペアの勝利です。両チームが同時に44点以上に達した場合、ディクレアラー側が優先されます。

戦略・コツ

ビッドの判断

手札のポイントカード(A、K、Q、J、10)の枚数と強さを数え、切り札候補のスートが長い(枚数が多い)かどうかを確認します。切り札が5枚以上あり、AやKを含んでいれば積極的にビッドできます。

パートナーの手札は見えませんが、平均して20点程度は期待できるため、自分の手札で確実に取れるポイントに20点前後を加えた数字を目安にビッドしましょう。

リードの選択

切り札を序盤から出してしまうと終盤にコントロールを失います。まずはサイドスート(切り札以外のスート)のAやKでトリックを取り、相手の切り札を温存させない展開を作りましょう。

ペアワーク

パートナーがリードしたスートには、できるだけ高いポイントカードを乗せて得点を集中させます。逆に相手チームがリードしたトリックでは、ポイントのない低いカードを捨てるのが基本です。

10のカードの扱い

10は1枚で10点という非常に高い価値を持ちます。Aで確実にトリックを取れる場面で10を回収するのが理想的です。逆に、相手に10を取られると大きな失点になるため、10を持つスートではリードのタイミングに注意が必要です。

バリエーション

目標点数の変更

44点ではなく、66点や100点を目標にするバリエーションがあります。長時間じっくり遊びたい場合に適しています。

ノートランプビッド

切り札なし(ノートランプ)を宣言するルールを加えることもあります。ノートランプは通常のビッドより高い扱いとなり、同じ点数ならノートランプが優先されます。切り札がないため、各スートのAが非常に強力になります。

3人プレイ

3人で遊ぶ場合、各プレイヤーに17枚配り、1枚を伏せて場に置きます。ペア戦ではなく個人戦となり、ビッドに勝ったプレイヤーが伏せ札を手札に加えて不要な1枚を捨てます。目標点数も調整されます。

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