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🇩🇪

ドッペルコップ

Doppelkopf
トリックテイキング系|4人|★★★★☆
ドイツで人気の4人用ゲーム。2組のデッキを使い、秘密のパートナーと協力してトリックを取る。

概要

ドッペルコップ(Doppelkopf)はドイツで非常に人気のある4人用トリックテイキングゲームです。名前はドイツ語で「二重の頭」を意味し、2組のデッキから特定のカードを使用するのが最大の特徴です。同じカードが2枚ずつ存在するため、独特な戦略性が生まれます。

スカート(Skat)と並ぶドイツの代表的なカードゲームで、ドイツでは公式トーナメントも開催されています。

基本ルール

使用カード

2組のデッキから9以上のカードを取り出して使用します。具体的には各スート(スペード、ハート、ダイヤ、クラブ)の9、10、J、Q、K、Aを2枚ずつ、合計48枚です。

カードの得点

  • A:11点
  • 10:10点
  • K:4点
  • Q:3点
  • J:2点
  • 9:0点

48枚の合計得点は240点です。

切り札

ドッペルコップの切り札は固定で、以下の順序で強い方から並びます。

  1. ハートの10(最強、2枚存在)
  2. クラブのQ(2枚)
  3. スペードのQ(2枚)
  4. ハートのQ(2枚)
  5. ダイヤのQ(2枚)
  6. クラブのJ(2枚)
  7. スペードのJ(2枚)
  8. ハートのJ(2枚)
  9. ダイヤのJ(2枚)
  10. ダイヤのA(2枚)
  11. ダイヤの10(2枚)
  12. ダイヤのK(2枚)
  13. ダイヤの9(2枚)

切り札は合計26枚もあります。残りの22枚(スペード、ハート、クラブの9、10、K、A、ただしハートの10を除く)が通常のスートカードです。

配り方

48枚を各プレイヤーに12枚ずつ配ります。

チームの決定

クラブのQを持つ2人がチーム(Re側)となり、持たない2人が対抗チーム(Kontra側)となります。ただしチームの正体はプレイ中に明かされるまでわかりません。

1人がクラブのQを2枚持っている場合、その人は単独でRe側となり、残り3人がKontra側です。

ゲームの流れ

1. 宣言

プレイ開始前に特別な手札を持つプレイヤーは宣言できます。

  • Re宣言:Re側のプレイヤーが「Re」と宣言すると、勝利時の得点が倍になる
  • Kontra宣言:Kontra側が「Kontra」と宣言すると同様に倍になる
  • 両方宣言された場合はさらに倍になる

宣言はプレイ開始後、最初のカードを出す前に行えます。

2. トリックプレイ

ディーラーの左隣がリードします。

  • 時計回りに1枚ずつカードを出す
  • マストフォロー(リードされたスートまたは切り札グループを持っていれば出す)
  • 切り札でリードされた場合は切り札をフォロー
  • フォローできない場合は任意のカードを出せる
  • 切り札が出た場合、最も強い切り札がトリックを取る
  • 同じ強さのカード(同一カード2枚)が出た場合、先に出した方が優先
  • トリックを取ったプレイヤーが次のリードを行う

12トリック全てを消化します。

3. チームの公開

クラブのQが場に出た時点で、そのプレイヤーがRe側であることが判明します。ゲーム終了時に全てのチーム分けが確定します。

4. 得点計算

Re側とKontra側がそれぞれ取ったカードの得点を合計します。

  • 121点以上取ったチームが勝利(合計240点のため過半数)
  • Re側は121点以上で勝ち、Kontra側は120点以上で勝ち

基本得点:

  • 勝利チーム各自に+1点
  • 相手チームが90点未満(keine 90):追加+1点
  • 相手チームが60点未満(keine 60):追加+1点
  • 相手チームが30点未満(keine 30):追加+1点
  • 相手チームが0点(schwarz):追加+1点

ReまたはKontra宣言がされていた場合、得点が倍になります。

5. 特別ボーナス

  • 相手のハートの10を切り札で取った場合:+1点
  • ダイヤのAでトリックの最後に勝った場合(フックス・ゲファンゲン):+1点
  • 最後のトリックをクラブのJで取った場合(カーリー):+1点

戦略・コツ

チームメイトの特定が最初の課題です。クラブのQを持っているプレイヤーの動きを観察しましょう。切り札を積極的に使うプレイヤーはRe側の可能性があります。

切り札が26枚と非常に多いため、通常のトリックテイキングとは異なり、切り札の管理がゲームの大半を占めます。ハートの10は最強の切り札なので、出すタイミングが重要です。

Re側は積極的にトリックを取り、121点以上を目指します。チームメイトが判明したら連携して高得点カードを確保しましょう。

Kontra側は120点を取れば勝てるため、Re側ほど積極的に攻める必要はありません。Re側の高い切り札を引き出してから、残りのトリックで得点を稼ぐ戦略が有効です。

Aは得点が高い(11点)ため、確実にトリックで回収できるタイミングで使いましょう。リードする際に、相手がフォローできないスートのAを出すと無駄なく得点できます。

バリエーション

ソロ

特に強い手札を持つプレイヤーが「ソロ」を宣言し、1人対3人で戦うバリエーションです。ソロには以下の種類があります。

  • クイーンソロ:全てのQが切り札(Jは通常カードに)
  • ジャックソロ:全てのJが切り札(Qは通常カードに)
  • スートソロ:任意のスートを切り札として宣言
  • フレッシュレスソロ(肉なし):切り札なしでプレイ

ソロの勝者は3倍の得点を獲得します。

5人ドッペルコップ

5人でプレイし、毎ラウンド1人が休む(配られない)バリエーションです。休むプレイヤーは時計回りにローテーションします。

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