Trick of the Dead
概要
Trick of the Dead(トリック・オブ・ザ・デッド)は、ゾンビテーマを取り入れた3人用のトリックテイキングゲームです。通常のトリックテイキングに「死亡」と「復活」の概念が加わっており、捨て札になったカードが「ゾンビ」として復活して再びプレイに影響を与えるというユニークな仕組みを持っています。
テーマ性と戦略性を兼ね備えたモダンなトリックテイキングゲームで、従来のトランプゲームに新鮮な体験を求めるプレイヤーに人気があります。
基本ルール
使用カード
ジョーカー2枚を含む54枚を使用します。ジョーカーは「ゾンビマスター」として特別な役割を持ちます。
カードの強さ(通常時):A(最強)> K > Q > J > 10 > 9 > 8 > 7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2(最弱)
ジョーカー(ゾンビマスター)は特殊カードで、通常の強さの序列には含まれません。
スートの役割
各スートはゲーム内でテーマ的な意味を持ちます。
- スペード:武器(攻撃力を表す)
- ハート:生命力(生存を表す)
- ダイヤ:物資(得点を表す)
- クラブ:障害(罰点を表す)
配り方
ディーラーは各プレイヤーに16枚ずつ配ります。残り6枚は「墓地」として裏向きでテーブル中央に置きます。
ゲームの流れ
セットアップ
- 各プレイヤーに16枚ずつ配る
- 墓地に6枚を置く
- 各プレイヤーは手札から2枚を選び、裏向きで墓地に追加する(墓地は計12枚になる)
- 各プレイヤーの手札は14枚になる
墓地に送るカードは、自分にとって不要なカード(特にクラブの高いカード)を選ぶのが基本です。
トリックの進行
- ディーラーの左隣が最初のリードを行う
- 時計回りに1枚ずつプレイする
- マストフォローが適用される(リードスートがあれば出す)
- リードスートの最強カード、または切り札が出ていれば最強の切り札がトリックを取る
切り札はラウンド開始時にはありません。最初にジョーカー(ゾンビマスター)が出されたとき、そのトリックでジョーカーを出したプレイヤーが切り札スートを宣言します。以降のトリックではそのスートが切り札となります。
ゾンビの復活
ゲームの核心となるメカニクスです。各トリック終了後、以下の条件でゾンビカードが復活します。
復活の条件:トリックで出された3枚のカードの中に同じ数字のカードが2枚以上ある場合、墓地の一番上のカードが「ゾンビ」として復活します。
復活したゾンビカードはトリックを取ったプレイヤーの手札に加わります。ゾンビカードは次のトリック以降、通常のカードとして使用できます。ただし、ゾンビカードには以下の特性があります。
- ゾンビカードは表向きで手札に加える(他のプレイヤーから見える)
- ゾンビカードでトリックを取った場合、そのトリックの得点が2倍になる
ジョーカー(ゾンビマスター)
ジョーカーは以下の特殊効果を持ちます。
- 任意のタイミングで出せる(マストフォローの制約を受けない)
- 出した時点で切り札スートを宣言できる(ゲーム中1回目のジョーカーのみ)
- ジョーカー自体のトリック勝敗上の強さは、その時点の切り札のA相当
- 切り札が未決定の場合、ジョーカーは単独で最強カードとなる
2枚目のジョーカーが出された場合、切り札の変更はできませんが、同様に強力なカードとして機能します。
スコア計算
基本得点
取ったトリック内のカードによって得点が決まります。
- ダイヤのカード:ランクに応じた得点(A=14点、K=13点、Q=12点、J=11点、10〜2=そのままの数字)
- ハートのカード:1枚につき1点
- スペードのカード:0点
- クラブのカード:1枚につき-2点(罰点)
ゾンビボーナス
ゾンビカードで取ったトリックに含まれるダイヤの得点は2倍になります。
ジョーカーボーナス
ジョーカーでトリックを取った場合、そのトリックの全得点に+5点のボーナスが加算されます。
生存ボーナス
ラウンド終了時に手札にハートのカードが残っている場合、1枚につき2点のボーナスを獲得します(手札に残ったハートは「生存」を意味します)。
ゲームの終了
複数ラウンドを行い、累計得点が100点に先に到達したプレイヤーが勝者です。
戦略・コツ
墓地に送るカードの選択
ゲーム開始時に2枚を墓地に送る際は、クラブの高いカード(罰点が大きい)を優先的に送りましょう。ただし、墓地のカードはゾンビとして復活する可能性があるため、復活しても害が少ないカードを選ぶのも重要です。
ゾンビ復活のコントロール
同じ数字のペアが出るとゾンビが復活します。自分がトリックを取る見込みがある場面で復活を狙えば、ゾンビカードを手札に加えてアドバンテージを得られます。逆に、相手が取りそうなトリックでは復活を避けたいところです。
ジョーカーの使いどころ
ジョーカーは切り札を宣言できる一回限りの強力なカードです。自分が多く持っているスートを切り札にすれば、以降のトリックで優位に立てます。温存しすぎるよりも、有利な盤面を作れるタイミングで出すのが効果的です。
クラブの処理
クラブは罰点カードです。フォローできないタイミングでクラブの高いカードを捨てるのが基本ですが、相手に取らせるためにクラブでリードする戦術も有効です。
ダイヤの確保
ダイヤは得点源です。ダイヤのAやKが出るトリックは積極的に取りに行きましょう。特にゾンビカードで取ればダイヤの得点が2倍になるため、ゾンビカードを使うタイミングを計画的に決めることが重要です。
バリエーション
サバイバルモード
クラブの罰点を-3に強化し、ハートの生存ボーナスを3点に引き上げたハードモードです。罰点と生存の重要度が増し、より緊迫したゲーム展開になります。
墓地公開
墓地のカードを全て表向きにするバリエーションです。復活するカードが事前に分かるため、より計算的なプレイが可能になります。
2人対戦
2人で遊ぶ場合、各20枚配り墓地14枚で行います。ゾンビの復活頻度が上がり、手札管理がより重要になります。
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