ソノ
概要
ソノ(Sono)は2人専用のトリックテイキングゲームです。少ない枚数のカードで遊ぶため展開が速く、1ゲーム10分程度で終わります。通常のトリックテイキングとは異なり、トリックに勝ったカードだけでなく負けたカードにも意味がある独特のスコアリングが特徴です。
シンプルなルールの中に読み合いと駆け引きが凝縮された、2人用トリックテイキングの隠れた名作です。
基本ルール
使用カード
ジョーカーを除く52枚のトランプから、各スート(ハート、ダイヤ、クラブ、スペード)のA〜9を使用します。合計36枚です。10, J, Q, Kは使いません。
カードの強さ
A(最強)> 9 > 8 > 7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2(最弱)の順です。Aが最も強いカードです。
カードの得点
各カードには以下の得点があります。
- A: 11点
- 9: 9点
- 8: 8点
- 7: 7点
- 6: 6点
- 5: 5点
- 4: 4点
- 3: 3点
- 2: 2点
勝利条件
複数ラウンドを行い、先に合計61点以上に達したプレイヤーが勝利します。
ゲームの流れ
準備
- 36枚をシャッフルする
- 各プレイヤーに6枚ずつ配る
- 残りの24枚から1枚を表向きにして切り札スートを決定する
- 表向きにしたカードは山札の一番下に差し込む
- 残りの山札は裏向きで中央に置く
前半(山札があるフェーズ)
- ノンディーラーが最初のリードを行う
- リードされたスートに対してフォローの義務はない(フリーフォロー)
- 相手がカードを1枚出す
- リードスートの高い方がトリックを取る。切り札が出ている場合は切り札の高い方が取る
- トリックを取ったプレイヤーが山札から1枚引き、次に負けたプレイヤーが1枚引く
- トリックを取ったプレイヤーが次のリードを行う
- 山札がなくなるまで繰り返す
後半(山札がないフェーズ)
山札がなくなったら後半に入ります。後半ではルールが変わります。
- マストフォロー: リードされたスートと同じスートを持っていれば必ず出す
- マストウィン: フォローする場合、リードより強いカードがあれば必ずそれを出す
- フォローできず切り札がある場合は切り札を出す義務がある
- 手札がなくなるまで続ける
得点計算
各トリックで取ったカード(自分が出したカードと相手が出したカードの両方)の得点を合計します。36枚すべてのカード得点の合計は180点です。
1ラウンド終了時に各プレイヤーの取ったカードの点数を合計し、累計スコアに加算します。
戦略・コツ
前半と後半で戦略を切り替える
前半はフォロー義務がないため、自由にカードを出せます。ここで手札を整え、後半に向けた準備をしましょう。後半はマストフォロー・マストウィンのため、戦略の自由度が大きく制限されます。
前半で切り札を温存する
前半は切り札を使わなくてもトリックを取る方法があります。後半のマストウィン環境で切り札が威力を発揮するため、前半ではできるだけ温存しましょう。
Aは確実な得点源
Aは最強かつ最高得点(11点)です。Aでリードすれば確実にトリックを取れ、相手が出したカードの得点も獲得できます。高得点のカードを相手が出しそうなタイミングでAを使うのが理想です。
ボイドの活用
前半でフォロー義務がないことを利用し、特定のスートを手札からなくしておくと、後半でそのスートがリードされたときに切り札を出せます。
相手の手札を読む
前半で相手が何を出したかを記憶し、後半の手札を推理しましょう。相手が切り札を何枚使ったか、高いカードが残っているかを把握することが勝敗を分けます。
山札の最後の1枚に注意
山札が残り少なくなると、後半戦の手札構成がほぼ確定します。後半に入る前に手札を確認し、戦略を立てておきましょう。
バリエーション
48枚バリエーション
各スートのA〜Kすべて(ただし10を除く)を使う48枚バリエーションです。手札を8枚に増やし、よりトリック数の多いゲームを楽しめます。
ノー切り札モード
切り札を設定しないバリエーションです。リードスートの強さのみで勝敗が決まるため、リードの選択がさらに重要になります。
ソノはコンパクトなルールの中にトリックテイキングの面白さが凝縮されたゲームです。前半の自由な駆け引きと後半の緊張感のある読み合いのコントラストが魅力です。
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