ティアリストの評価基準
アンティ1〜8の完走を前提に、各ジョーカーを評価した。単体の強さだけでなくシナジー次第で化けるものも多いので、組み合わせが前提になる場合はその旨を書いている。
評価の軸は5つある。汎用性——どんなデッキ・役構成でも腐らないか。スケーリング——アンティが進むほどスコアが伸び続けるか。シナジー密度——他のジョーカーやカード強化と噛み合ったときにどこまで上振れするか。コスト対効果——ショップで$2〜$20を払う価値があるか。そしてゴールドステーク以上での実用性——高難易度でも通用するかどうかだ。
Sティア — 見かけたらほぼ即買い
| ジョーカー |
コスト |
効果概要 |
評価ポイント |
| ブループリント |
$10 |
右隣ジョーカーの効果をコピー |
最強ジョーカーの効果を二重化。XMult源を右に置けば指数爆発 |
| ブレインストーム |
$10 |
一番左ジョーカーの効果をコピー |
ブループリントと同列。左端配置の自由度が高い |
| バンパイア |
$7 |
プレイされたカードのエンハンスを消費してMult +0.1 |
エンハンスが多いほど指数的にスケール。後半の主軸XMult源 |
| ホログラム |
$7 |
デッキにカードが追加されるたびにMult x0.25 |
デッキ追加機会が多いランで無限スケール |
| フィボナッチ |
$8 |
スコアされたA/2/3/5/8 それぞれに +8 mult |
数字軸ビルドの核。偶数スティーブンや奇数トッドとのシナジーで爆発 |
| カニオ |
$20 |
カードが破壊されるたびにMult x1 |
破壊系カードと組み合わせで指数スケール。高コストに見合う |
| トリブーレ |
$20 |
スコアされたK/Qに Mult x2 |
顔札軸の最終兵器。King・Queen主体デッキなら必須 |
| ザ・デュオ |
$8 |
ハンドにペアが含まれると Mult x2 |
ペアを作るだけで発動する最汎用XMult |
| ジョーカーステンシル |
$8 |
空きジョーカースロット数 × Mult |
スロット最大化で指数スケール。リフ・ラフとのコンボ必須 |
Sティアに共通すること
全員がXMult、つまり乗算倍率を持っているか、それに匹敵するスケーリングを提供している。加算Multとは桁が違う伸びをするため、「見つけたら即購入」が基本姿勢でいい。ブループリントとブレインストームは隣に何を置くかで戦略が丸ごと変わるため、配置の意識が特に重要だ。
Aティア — 積極的に狙いたい
| ジョーカー |
コスト |
効果概要 |
評価ポイント |
| ジャグラー |
$4 |
ハンドサイズ +1 |
序盤の5枚→6枚は役の自由度と安定性を激増させる |
| ロイヤリティカード |
$5 |
6ハンドごとに Mult x4 |
条件付きだが倍率4倍は破格。カウント管理で安定発動 |
| ブラッドストーン |
$5 |
ハート系スコアカードが 1/3 の確率で Mult x2 |
確率型だが期待値が高く、ハート軸では必須 |
| キャベンディッシュ |
$4 |
3の倍数ハンドで Mult x3 |
カウント管理が必要だが高倍率 |
| バロン |
$8 |
手札のKをホールドするだけで Mult x1.5 |
King軸ビルドの基盤。手札保持系と組み合わせ必須 |
| ミダスマスク |
$7 |
全てのプレイされた顔札をゴールドカードに変換 |
ゴールドカード収入軸では経済的に無限スケール |
| ハック |
$6 |
2/3/4/5 を再発動 |
フィボナッチ・偶数スティーブン・奇数トッドの発動回数を2倍 |
| スーパーノヴァ |
$5 |
最も多く使ったポーカーハンドのレベルに応じて +Mult |
惑星カードによるハンドレベル上げとの組み合わせで指数スケール |
| スペースジョーカー |
$10 |
1/4の確率でプレイしたハンドをレベルアップ |
惑星カード不要でハンドレベルを上げる。ロングランで強力 |
Bティア — ハマれば実質Aティア以上
ここからは「このデッキなら最強」という条件付きの強さになる。単体では地味でも、ハマれば実質Aティア以上の働きをするジョーカーが揃っている。
| ジョーカー |
コスト |
効果概要 |
状況・条件 |
| シュート・ザ・ムーン |
$5 |
手札のQをホールドするだけで +13 mult |
Queen軸ビルドでは実質Aティア |
| スライジョーカー |
$2 |
ペアを含むハンドで +50 chips |
ペア主体デッキなら序盤〜中盤の主力チップ源 |
| スペアトラウザー |
$6 |
ツーペアでスコアされるたびに +2 mult(積み上げ型) |
ツーペア主体で中盤以降急激に強化 |
| ランナー |
$5 |
ストレートでスコアされるたびに +15 chips(積み上げ型) |
ストレート軸での安定チップ源 |
| ディレイドグラティフィケーション |
$7 |
ブラインドごとにリロールしなかった分 $3 獲得 |
経済軸での資金源 |
| エッグ |
$4 |
ショップで売却するごとに +$3 価値増加 |
経済軸。いつでも売れる高額売却品として機能 |
| フォーフィンガー |
$7 |
フラッシュとストレートが4枚で成立 |
ショートカットとの組み合わせで特定ビルドに必須 |
| ショートカット |
$7 |
間に1枚ギャップがあってもストレートが成立 |
フォーフィンガーとセットで汎用性を大幅拡張 |
| リフ・ラフ |
$6 |
ブラインド開始時コモンジョーカーを2体生成 |
ジョーカースロット数依存効果のトリガー源 |
Cティア — 特定の戦略でのみ光る
単体では強くないが、特定の戦略とセットで価値が出るジョーカーたちだ。序盤の繋ぎとして使うことが多い。
| ジョーカー |
コスト |
効果概要 |
用途 |
| ジョーカー |
$2 |
+4 mult(無条件) |
序盤の繋ぎ |
| ジール |
$4 |
スペードのスコアカードに +Mult |
スペード集中デッキでのみ有効 |
| ミスティックサミット |
$5 |
残りディスカード0のとき +15 mult |
ディスカードなし戦略でのみ効果を発揮 |
| アブストラクトジョーカー |
$4 |
所持ジョーカー数 × +3 mult |
ジョーカースロットを埋める戦略と組み合わせ |
| ビジネスカード |
$4 |
顔札プレイ時 1/2 の確率で $2 獲得 |
顔札多用デッキでの副収入 |
| スワッシュバックラー |
$5 |
売却予定のジョーカーの売却価値を +Mult として加算 |
売却タイミング管理が要求される経済軸 |
| ワイリージョーカー |
$2 |
スリーカードを含むハンドで +100 chips |
スリーカード専特化では強力 |
Dティア — 基本的には手を出さなくていい
ほぼ採用する場面はない。特にヒット・ザ・ロードは持っているだけで自分を弱体化させ続ける危険なジョーカーなので要注意だ。
| ジョーカー |
理由 |
| グロミシェル |
廃絶リスクが高く、安定しない |
| コーション |
条件が限定的すぎてスケールしない |
| ヒット・ザ・ロード |
ハンドで捨てるたびに Mult x0.5 が減少、最終的に機能しなくなる |
| マイム |
単体では弱い。バロンなど特定の組み合わせ限定 |
シナジーが揃うと評価が跳ね上がる
このティアリストはあくまで単体評価だ。実際のランでは以下のようなシナジーが揃うと、評価が1〜2ティア上がることも珍しくない。
| シナジー構成 |
関連ジョーカー |
上昇ティア |
| XMult重ね |
ブループリント + ブレインストーム + ザ・デュオ |
S全体が更に強化 |
| 数字軸 4体並列 |
フィボナッチ + Even Steven + Odd Todd + Scholar |
フィボナッチ → S強化 |
| 顔札軸 |
バロン + トリブーレ + シュート・ザ・ムーン |
3体すべてAA評価 |
| エンハンス消費 |
バンパイア + セレモニアルダガー |
バンパイア → 最強XMult |
| デッキ縮小経済 |
ハーミット + クリスタルボール |
中後半の経済を安定化 |
レアリティ別の採用優先度
| レアリティ |
基本コスト |
採用方針 |
| コモン |
$2〜4 |
序盤の繋ぎ。S〜AティアのコモンはS優先で取得 |
| アンコモン |
$5〜7 |
主力候補。特にバンパイア・フィボナッチ・ジャグラー |
| レア |
$7〜10 |
ブループリント・ブレインストーム・カニオなど核心ジョーカー |
| レジェンダリー |
$20 |
カニオ・トリブーレなど。見かけたら最優先 |
ジョーカー選択で押さえておくべきこと
ここまで読んでくれた人向けに、改めて要点をまとめておく。
- XMult源を最優先: ブループリント・ブレインストーム・バンパイア・ザ・デュオなど、乗算系を握れるかどうかがランの質を決める
- スケーリング重視: 積み上げ型のジョーカーはラン後半で爆発する。固定値より「育つ」ジョーカーを選ぼう
- シナジーを意識: 単体評価Bでもシナジーでトップ級に化ける。常にジョーカー間の相性を考える
- コスト管理: 序盤はコモンで凌ぎ、中盤以降にレア・レジェンダリーへ乗り換えるのが基本の流れ
- ゴールドステーク基準: 低難易度では通用するが高難易度で機能しないジョーカーは、長期的には採用を控えた方がいい