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効果

毎ターン開始時に「残りデッキ枚数 × 2」のダメージを全敵に与える。

解説

膨張の拳は、デッキの枚数そのものを攻撃力の源泉に変えるユニークなアルカナです。毎ターン開始時に発動し、その時点でドローパイルに残っているカードの枚数に2を掛けた値が全敵へのダメージになります。デッキが大きければ大きいほど、1ターンあたりの固定ダメージが増加するため、従来の「デッキを絞って強いカードを引き続ける」戦略とは真逆の、「デッキを意図的に膨らませる」という独自のアーキタイプを形成します。

最大の相性は、デッキ上限を引き上げるデッキボックスレリックです。このレリックでデッキ枚数の上限を拡大しつつ、意図的に低レアリティのカードや水増しカードを加え続けることで、デッキを30〜40枚規模に保てます。毎ターン序盤にドローパイルが多い状態でターンが始まれば、60〜80点の確定全体ダメージが入るため、雑魚戦の処理速度が大幅に向上します。

カードをプレイした後は捨て札に移るためドローパイルは減り続けますが、ターン開始時点のドローパイル枚数が参照されるため、ターンの早い段階で発動する固定ダメージとして機能します。

注意点

デッキが10〜15枚程度の小型デッキでは、発動するダメージが20〜30点程度にとどまりほとんど恩恵を受けられません。このアルカナを採用する際は、最初からデッキを大きく構築することを前提として、カードの取捨選択をおこなってください。また、デッキが大きいほど引きたいカードを引けない確率も上がるため、ドロー補助となるカードも合わせて確保すると安定します。