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ラオリリとは — 能力の詳細と他プリンセスとの違い

第二皇女 ラオリリはハートオブクラウン基本セットにおいて、文句なしのTier Sに位置するプリンセスです。その圧倒的な強さは、ゲームの勝敗を左右する「擁立後の継承点収集速度」を他のどのプリンセスよりも劇的に高める固有効果に由来します。

能力の詳細

擁立時に「宮廷侍女を最大5枚獲得し、直轄地に設置できる(条件を満たしていれば)」という効果を持ちます。

この1行の説明が秘める価値を数値で整理しましょう。

宮廷侍女5枚の数学的価値

宮廷侍女はコスト3・2継承点の直轄地カードです。ゲームの文脈でこのカードが持つ意味は以下のとおりです。

  1. 継承点としての価値:1枚2点 × 5枚 = 10継承点を擁立直後に直轄地で即時確保

取得した宮廷侍女を直轄地に設置することで、擁立と同時に10継承点を確定させることができます。通常のゲームでは宮廷侍女はマーケットから1枚ずつ3コインで購入する必要がありますが、ラオリリは擁立と同時に5枚全部をタダで獲得します。

擁立直後の継承点確保

擁立直前の標準的なデッキ(農村を圧縮済み)を想定します。

タイミング デッキ構成例 5枚ドロー時の期待コイン
擁立直前 都市×3、大都市×1、農村×2、宮廷侍女×1 約8〜10コイン
擁立直後(ラオリリ) 上記+宮廷侍女×5(直轄地に設置) 変化なし(コイン面)、10継承点を即時確保
擁立直後(他プリンセス) 変化なし 約8〜10コイン

直轄地に設置するという点が重要です。宮廷侍女は擁立ターンに直轄地に置かれ、即座に2継承点×枚数を確保します。デッキには入りません。

継承点の即時確保

擁立後に継承点を稼ぐには通常、公爵(8コイン・6点)や議員(5コイン・3点)を購入し続ける必要があります。ラオリリはその前段階として10継承点を無料で獲得し、スタート地点そのものを変えてしまいます。

標準的なゲーム終了時に必要な継承点数は20〜25点程度です。ラオリリはそのうち10点を擁立時点で確保するため、残り10〜15点を集めればゲーム終了というペースで動けます。

全プリンセスとの比較

プリンセス ティア 擁立ボーナス 難易度 強みの軸
ラオリリ S 宮廷侍女5枚(+10点即時確保) 即時爆発力・汎用性
フラマリア A コスト5以下カード2枚 中〜高 計画型・特定コンボ
ルルナサイカ A 購入フェーズ+1 複数購入・スピード
レイン B 呪い除去+ドロー 低〜中 初心者向け・安定型
ベルガモット B 相手の行動制限 妨害・コントロール
クラムクラム B 追加ターン関連 特殊ルート

ラオリリが群を抜いてTier Sである理由は「効果の大きさ × サプライ依存度の低さ × 再現性の高さ」のすべてで最高水準を誇るからです。

Tier Sの根拠:3つの絶対優位

絶対優位①:擁立直後に継承点が確定する

通常、擁立後はデッキの経済力がそのままであるため、公爵(8コイン)を毎ターン購入するためには既に経済を高度に構築しておく必要があります。ラオリリは宮廷侍女5枚を直轄地に設置することで、擁立直後から10継承点を先行確保した状態でゲームを進められます。

絶対優位②:マーケットの状況に依存しない

宮廷侍女はゲーム開始時に全プレイヤーが3枚持っており(初期デッキ)、マーケットに5枚の山があります。ラオリリの効果はこのマーケットの宮廷侍女を使います。つまりマーケットに5枚あれば確実に5枚獲得できます。サプライカードの組み合わせに左右されない「普遍的な強さ」です。

絶対優位③:継承点レースで常に先行できる

他プリンセスが擁立後に「さあこれから継承点を集めよう」という状況のとき、ラオリリはすでに10点を持っています。さらに経済力も高まっているため、後続の継承点購入速度でも上回ります。追い抜かれる要因がほとんど存在しません。


ラオリリを選ぶべき状況

ラオリリはどんなサプライでも強いですが、選択の優先度が変わる状況を理解することで勝率がさらに上がります。

最優先で選ぶべきサプライ条件

寄付がある場合(最高評価)

寄付(コスト2)は農村を手札から追放する圧縮カードです。ラオリリとの相性は最高クラスです。

  • 序盤に農村を追放 → デッキの密度が高まる
  • 都市・大都市・宮廷侍女のみのスリムなデッキで擁立
  • 擁立後に宮廷侍女5枚を直轄地に設置し、即座に10継承点を確保できる

寄付がある環境では、ラオリリ一択と言っても過言ではありません。

経済カード(都市・大都市)が潤沢な場合

マーケットに複数の経済強化カードがある場合、ラオリリの「擁立後に宮廷侍女5枚を直轄地で確保」する戦術と組み合わさり、高コスト継承点(公爵・皇帝の冠)を連続購入できます。

星詠みの魔女がある場合

星詠みの魔女(コスト3)はデッキトップ2枚を確認し、1枚を捨て札にできるカードです。ラオリリとの組み合わせで「擁立仕込み」と呼ばれる上級テクニックが使えます(後述)。

選択優先度が下がる状況

状況 理由 推奨対応
宮廷侍女山が3枚以下に減っている 5枚フルで取れない可能性 他プリンセスを検討
相手が先行して擁立済み 継承点レースに遅れている 加速できるか計算してから選択
呪い配布カードが多いサプライ 手札が呪いで圧迫される 除去手段があるか確認
デッキ圧縮手段が全くない 経済構築に時間がかかる 可能なら圧縮を探す

サプライ別選択判断フロー

寄付あり?
  └ YES → ラオリリ確定(ほぼ必勝)
  └ NO →
      都市/大都市が3枚以上ある?
        └ YES → ラオリリ推奨
        └ NO →
            宮廷侍女が残り5枚?
              └ YES → ラオリリ選択可
              └ NO → 他プリンセスも検討

フェーズ別立ち回り(完全版)

ラオリリの立ち回りは大きく3フェーズに分かれます。各フェーズで「何を最優先するか」を明確にすることが勝利への近道です。

フェーズ1:初動(ターン1〜4)

このフェーズの目標

  • 経済の土台を作る(都市・寄付の確保)
  • 農村をできるだけ早く圧縮する
  • ラオリリを購入するための6コインを用意する

ターン1:手札5枚の判断

初期手札は農村7枚+宮廷侍女3枚のシャッフルから5枚です。最初の手札で出せるコインは農村枚数のみで決まります(宮廷侍女はコインを生成しません)。

コイン別最適購入先(ターン1)

手持ちコイン 最優先購入 理由
1コイン 購入なし(パス) 早馬(コスト2)にも届かない
2コイン 寄付 最優先の圧縮手段
3コイン 星詠みの魔女 or 寄付 サプライによる
4コイン 都市 基礎経済カード
5コイン 都市 or 錬金術師は見送り コスト5の行動カードより都市を優先

寄付(コスト2)が場にある場合、2コインが出たら即購入が正解です。農村の圧縮は1枚でも効果が大きく、序盤の無駄なターンを減らします。

ターン2〜3:圧縮と経済の両立

この段階で意識すること:

  1. 寄付を使って農村を毎ターン追放する
  2. 都市(コスト4)が買えるなら購入する
  3. 星詠みの魔女(コスト3)は場にあれば早めに1枚確保

農村圧縮と経済構築は矛盾しません。寄付を2枚持っていれば2枚の農村を同時に追放でき、圧縮速度が倍になります。寄付は2枚購入を目標にしましょう。

ターン4:ラオリリ購入の準備

このターンまでに6コインを安定して出せるデッキ構成を目指します。

理想的なターン4時点のデッキ 状態
農村:5〜7枚(圧縮進捗による) 農村が少ないほど好ましい
宮廷侍女:3枚(初期分) 継承点カード
都市:1〜2枚 必須
寄付:1〜2枚 あれば優秀

このタイミングでまだ都市が0枚の場合は経済が遅れています。次のターンに必ず都市または大都市を優先してください。


フェーズ2:経済構築(ターン5〜10)

このフェーズの目標

  • 「都市3枚+大都市1枚」の経済基盤を完成させる
  • ラオリリを購入する(コスト6)
  • 擁立のための6コイン以上を出せるターンを作る(大都市を手に持つことで擁立可能)

都市3枚+大都市1枚の意味

ハートオブクラウンで安定した擁立を行うには、手札に大都市を含む合計6コイン以上が必要です。大都市の3コインを含んで6コイン以上出れば擁立できます。

都市3枚(各2コイン)+大都市(3コイン)の組み合わせで高い経済力が安定します。

経済カード別の役割と枚数目安

カード コスト コイン 目標枚数 備考
都市 4 2コイン 3枚 序盤から積極購入
大都市 6 3コイン 1〜2枚 擁立トリガー兼用
宮廷侍女 3 コインなし 3枚(初期分) 継承点2の直轄地カード。擁立後に5枚追加される

ラオリリの購入タイミング

ラオリリ(コスト6)を購入するベストタイミングは「経済が整い始めた」ターンです。

購入推奨タイミング(ターン5〜7)

  • 都市が1〜2枚デッキに入っている
  • 農村が5枚以下に圧縮されている
  • 大都市を次のターン以降に購入できる見込みがある

ラオリリを遅く買っても意味がありません。擁立するまでデッキにあっても何もしませんが、早く買えばそれだけ早く擁立の選択肢が生まれます

注意:ラオリリは最初に場に出た時点で「自分のプリンセス」になります。他プレイヤーに取られる前に早期購入を心がけてください。

擁立準備:必要コインへの道筋

擁立は「大都市を手札に持ちながら合計6コイン以上出す」ことで成立します。正確には:

  • 大都市を手札に持つ:大都市の3コインを含む
  • 大都市以外から3コイン以上出せれば擁立可能

大都市を事前に購入しておけば、擁立ターンに都市や農村などから3コイン以上出るだけで擁立できます。

最も効率的な擁立準備は「大都市を前のターンに購入しておき、翌ターンに大都市以外から3コイン以上出して擁立する」ことです。


フェーズ3:擁立・継承点ラッシュ(ターン10〜)

擁立直後のデッキ状態

ラオリリを擁立すると、宮廷侍女5枚を直轄地に設置できます(条件を満たしていれば)。

擁立直後の典型的な状態:

カード 枚数 位置 継承点
宮廷侍女(新規5枚) 5 直轄地に設置 2点×5 = 10点即時確保
宮廷侍女(初期3枚) 3 デッキ内に散在 直轄地設置済みの場合も含む
都市 3 デッキ内 2コイン×3
大都市 1 デッキ内(購入済みなら) 3コイン×1
農村(圧縮後) 2〜4 デッキ内 1コイン×残枚数

擁立と同時に宮廷侍女5枚を直轄地に設置することで、即座に10継承点を確保できます。これがラオリリ最大の強みです。

擁立後の継承点購入順序

擁立後の「黄金の2〜3ターン」では以下の順序で継承点を買い進めます。

ターン1(擁立直後):

  • 擁立時に宮廷侍女5枚を直轄地に設置 → 10継承点確保済み
  • 手札の経済カードで得たコインで継承点カードを購入
  • 公爵(コスト8)を購入 → 残りで議員(コスト5)または辺境伯(コスト6)

ターン2(次のターン):

  • 都市・大都市中心の経済でコインを稼ぐ
  • 公爵(コスト8)+ 議員や辺境伯を購入

ターン3以降:

  • 皇帝の冠(コスト13)を目指す
  • 継承点が20点以上に達したら積極的にゲーム終了を狙う

継承点購入の優先順位

継承点カード コスト 点数 コスパ 購入優先度
公爵 8 6点 0.75点/コイン 最優先
皇帝の冠 13 14点 1.08点/コイン 買えるなら最優先
辺境伯 6 3点+効果 変動 中優先
議員 5 3点 0.60点/コイン 中優先
宮廷侍女 3 2点 0.67点/コイン 余ったコインで

公爵のコスパ(0.75点/コイン)は高く、経済が整っているラオリリ擁立後なら毎ターン公爵を購入し続けることが理想的な動きです。

皇帝の冠を狙う条件

皇帝の冠(コスト13・14点)は1枚で勝利を大幅に引き寄せる最強継承点カードです。

ラオリリ擁立後なら以下の条件が揃えば皇帝の冠購入が現実的です:

  • 都市3枚+大都市1枚 = 理論値で毎ターン9コイン以上
  • 錬金術師などのドロー強化で13コイン出るターンを作る

サンプルゲーム展開(ターン別具体例)

実際のゲームを想定した具体的な手順を示します。ここでは寄付・星詠みの魔女・都市・大都市・錬金術師・公爵・皇帝の冠が揃ったサプライを前提とします。

前提条件(サプライ設定)

使用カード コスト 役割
寄付 2 農村圧縮
星詠みの魔女 3 デッキトップ操作
都市 4 基礎経済
大都市 6 高経済+擁立準備
錬金術師 5 ドロー強化
公爵 8 主力継承点(6点)
皇帝の冠 13 最高継承点(14点)

初期デッキ:農村×7、宮廷侍女×3(合計10枚)


ターン1〜4:初動(経済構築)

ターン1

  • 手札: 農村×3、宮廷侍女×2
  • コイン: 3コイン(農村3×1)※宮廷侍女はコインを生成しない
  • 行動: なし
  • 購入: 寄付(2コイン)→ 残り1コインは使い切れず
  • 判断: 序盤の農村圧縮を最優先。大都市(6コイン)には届かないため寄付を確保。

ターン2

  • 手札: 農村×4、宮廷侍女×1
  • コイン: 4コイン(農村4×1)※宮廷侍女はコインを生成しない
  • 行動: なし
  • 購入: 都市(4コイン)
  • 判断: 都市を確保して経済基盤を構築開始。

ターン3

  • 手札: 農村×2、宮廷侍女×2、大都市×1
  • コイン: 5コイン(農村2×1 + 大都市1×3)※宮廷侍女はコインを生成しない
  • 行動: なし
  • 購入: 大都市(5コインでは届かない)→ 星詠みの魔女(3コイン)→ 残り2コインで寄付(2コイン)
  • 判断: 手札に大都市はあるがコインが足りない。星詠みの魔女と寄付を確保して次ターン以降の準備。

ターン4

  • 手札: 農村×3、都市×1、寄付×1
  • コイン: 5コイン(農村3×1 + 都市1×2)
  • 行動: 寄付をプレイ → 農村1枚を追放(デッキから農村が1枚減る)
  • 購入: 大都市(5コインでは届かない)→ 都市(4コイン)
  • ターン4終了時デッキ:農村×6、宮廷侍女×3、大都市×1、都市×2、寄付×1(計13枚、農村1枚追放済み、ただし初期の大都市購入は未実施のため修正→大都市未購入の場合)
  • 判断: 寄付で農村を追放しながら都市を追加。圧縮と経済の両立を継続。

ターン5〜8:擁立準備の仕上げ

ターン5

  • 手札: 農村×2、都市×1、大都市×1、寄付×1
  • コイン: 7コイン(農村2×1 + 都市1×2 + 大都市1×3)
  • 行動: 寄付をプレイ → 農村1枚追放
  • 購入: ラオリリ(6コイン)→ 残り1コインはパス
  • 判断: ラオリリをターン5に確保。他プレイヤーに先取りされるリスクを排除。

ターン6

  • 手札: 農村×2、都市×2、大都市×1
  • コイン: 9コイン(農村2×1 + 都市2×2 + 大都市1×3)
  • 行動: なし
  • 購入: 寄付(2コイン)→ 残り7コインで錬金術師(5コイン)購入。残2コインはパス。
  • 判断: 2枚目の寄付を確保。錬金術師も入手してドロー力を強化。

ターン7

  • 手札: 農村×1、都市×2、大都市×1、星詠みの魔女×1
  • コイン: 9コイン(農村1×1 + 都市2×2 + 大都市1×3)
  • 行動: 星詠みの魔女をプレイ → デッキトップ2枚確認・整理
  • 購入: 都市(4コイン)→ 残り5コインで錬金術師(5コイン)
  • 判断: 都市3枚目を確保。錬金術師2枚体制でドロー力を強化。

ターン8

  • 手札: 農村×1、都市×1、大都市×1、寄付×2
  • コイン: 6コイン(農村1×1 + 都市1×2 + 大都市1×3)
  • 行動: 寄付2枚をプレイ → 農村を2枚追放(デッキから農村が一気に2枚消える)
  • 購入: なし(コインが手札から使用済み)
  • ターン8終了時デッキ:農村×3、宮廷侍女×3、大都市×1、都市×3、寄付×2、錬金術師×2、星詠みの魔女×1、ラオリリ(計18枚、農村4枚追放済み)

ターン9〜10:擁立!宮廷侍女5枚獲得

ターン9(擁立ターン)

  • 手札: 農村×1、都市×2、大都市×1、錬金術師×1
  • コイン: 8コイン(農村1×1 + 都市2×2 + 大都市1×3)
  • 行動: 錬金術師をプレイ → 2枚ドロー
  • 擁立実行: 手札に大都市を持ち、大都市を含む合計6コイン以上出ているためラオリリを擁立
  • 擁立効果発動: 宮廷侍女をマーケットから最大5枚獲得し、直轄地に設置(即時10継承点確保)
  • 残りコインで公爵(8コイン)を購入

コイン計算の詳細: 農村1枚(1) + 都市2枚(4) + 大都市1枚(3) = 8コイン 大都市を含む合計6コイン以上 → 擁立成立 残り0コイン(公爵8コインとの兼ね合いで調整)

ターン10(擁立後初ターン)

  • 手札: 農村×1、都市×2、大都市×1、宮廷侍女×1
  • コイン: 8コイン(農村1×1 + 都市2×2 + 大都市1×3)※宮廷侍女はコインを生成しない
  • 行動: なし
  • 購入: 公爵(8コイン)
  • 効果: 擁立時に宮廷侍女5枚を直轄地に設置済み(10継承点確保済み)
  • ターン10終了後の継承点: 宮廷侍女5枚(10点)+ 公爵1枚(6点)= 16点

ターン11〜15:継承点ラッシュ(公爵・皇帝の冠購入)

ターン11

  • 手札: 都市×2、大都市×1、農村×1、寄付×1
  • コイン: 8コイン(都市2×2 + 大都市1×3 + 農村1×1)
  • 行動: 寄付をプレイ → 農村追放
  • 購入: 公爵(8コイン)
  • 累計継承点: 宮廷侍女5枚(10点)+ 公爵2枚(12点)= 22点

ターン12(錬金術師を引いた場合)

  • 手札: 都市×1、大都市×1、農村×1、錬金術師×1、星詠みの魔女×1
  • 行動: 錬金術師をプレイ → 2枚ドロー(例: 都市×1、大都市×1が来る)
  • コイン: 都市2(4) + 大都市2(6) + 農村1(1) = 11コイン
  • 購入: 公爵(8コイン)→ 残り3コインで宮廷侍女(3コイン)
  • 累計継承点: 宮廷侍女6枚(12点)+ 公爵3枚(18点)= 30点

ターン13以降

  • 都市・大都市中心の経済で安定してコインが出る
  • 残り継承点が少ない場合、公爵か議員を追加購入してゲームエンドを狙う
  • 擁立時の宮廷侍女5枚(10点)が基盤として機能

ゲームエンド時の想定スコア

標準的な勝利パターン(ターン12〜15程度でゲーム終了)

カード 枚数 継承点
宮廷侍女 5〜8枚 10〜16点(擁立5+追加0〜3)
公爵 2〜4枚 12〜24点
議員 0〜2枚 0〜6点
皇帝の冠 0〜1枚 0 or 14点
合計 22〜60点

現実的な平均スコア例:

  • パターンA: 宮廷侍女5枚(10点) + 公爵3枚(18点) + 議員1枚(3点) = 31点
  • パターンB: 宮廷侍女5枚(10点) + 公爵2枚(12点) + 皇帝の冠1枚(14点) = 36点
  • パターンC: 宮廷侍女8枚(16点) + 公爵2枚(12点) + 皇帝の冠1枚(14点) = 42点

通常ゲームの勝利ラインは相手の動き次第ですが、ラオリリを使った場合は30〜45点台での決着が多く、他プリンセスを使った相手が20〜30点台のうちにゲームを終わらせられます。


キーコンボ実例

コンボ①:寄付2枚による超高速圧縮ルート

寄付(コスト2)を2枚揃えることで、農村の追放を毎ターン2枚ずつ行える「超圧縮ルート」です。

購入順序と具体的なデッキ変化:

ターン 主な行動 購入 ターン終了時の農村数
ターン1 なし 寄付(2コイン) 7枚
ターン2 寄付でプレイ→農村1枚追放 都市(4コイン) 6枚
ターン3 なし ラオリリ(6コイン)+ 寄付2枚目(2コイン)※8コイン必要 6枚
ターン4 寄付2枚プレイ→農村2枚追放 都市(4コイン) 4枚
ターン5 寄付2枚プレイ→農村2枚追放 大都市(6コイン) 2枚
ターン6 寄付2枚プレイ→農村2枚追放 都市3枚目 or 星詠みの魔女 0枚

ターン6終了時の理想デッキ: 農村0枚・宮廷侍女3枚・都市2〜3枚・大都市1枚・寄付2枚・ラオリリ = 9〜10枚

この9〜10枚デッキで擁立すれば宮廷侍女5枚を直轄地に設置して即座に10継承点を確保できます。

このルートの注意点:

  • ターン3にラオリリ+寄付を同時購入するには8コイン必要(大都市1枚の手札が理想)
  • 寄付を2枚使用するターンには購入フェーズのコインがほぼ出ないため、事前に都市を1〜2枚確保しておくことが前提

コンボ②:星詠みの魔女×擁立シナジー

星詠みの魔女(コスト3)のデッキトップ確認・操作効果を使い、擁立後のデッキ質を高めるテクニックです。

具体的な手順:

  1. ターン4〜6頃: 星詠みの魔女を1枚購入してデッキに組み込む
  2. ターン7〜8: 毎ターン星詠みの魔女を使い、山札トップ2枚を確認
    • トップ2枚が農村+農村 → 1枚を捨て札にして農村密度を下げる
    • トップ2枚が都市+農村 → 農村を捨て札にして都市をトップに残す
    • トップ2枚が宮廷侍女+都市 → そのまま(良い並び)
  3. 擁立ターン: 山札トップが経済カードになるよう整理した状態で擁立
  4. 擁立効果発動: 宮廷侍女×5を直轄地に設置 → 即時10継承点確保
  5. 擁立後の初ターン: 整理済みの経済カードで高コインを確保

注意点: 星詠みの魔女はアクションカードです。同じターンに使えるアクションは通常1回のみ。錬金術師などと組み合わせてアクション数を増やすか、星詠みの魔女を使ったターンに他のアクションカードを使わない計画を立てましょう。


コンボ③:錬金術師×ドロー連鎖

錬金術師(コスト5・2枚ドロー)を使うことで、1ターンに大量のコインを生み出す「ドロー連鎖」コンボです。

擁立後の具体的な動作例:

前提: デッキに都市×3、大都市×1、錬金術師×2、農村×2(残り)

手順(錬金術師1枚):

  1. 手札5枚: 都市×1、大都市×1、農村×1、錬金術師×1、宮廷侍女×1
  2. 錬金術師をプレイ(アクション使用)→ 2枚ドロー → 例: 都市×1、農村×1が来る
  3. 手札が7枚に: 都市×2、大都市×1、農村×2、錬金術師×1(プレイ済み)
  4. コイン計算: 都市2(4) + 大都市1(3) + 農村2(2) = 9コイン
  5. 購入: 公爵(8コイン)→ 残り1コインはパス

錬金術師2枚持ちの場合:

  1. 手札5枚: 都市×1、大都市×1、錬金術師×2、農村×1
  2. 錬金術師1枚目プレイ → 2枚ドロー → 都市×1、農村×1が来る(例)
  3. 錬金術師2枚目プレイ → さらに2枚ドロー → 都市×1、農村×1が来る(例)
  4. 手札が9枚に: 都市×3、大都市×1、農村×3 + 錬金術師×2(プレイ済み)
  5. コイン: 都市3(6) + 大都市1(3) + 農村3(3) = 12コイン
  6. 購入: 公爵(8コイン)+ 都市(4コイン)

コンボの価値: 通常の5枚ドローよりも2〜4コイン多く出るターンを作れるため、皇帝の冠(13コイン)の購入難易度が下がります。


キーカード優先度ランキング

ラオリリを使う際のカード別評価です。

Sランク:絶対に確保したいカード

カード コスト 評価理由
寄付 寄付 2 農村圧縮の最効率手段。デッキを薄くしラオリリ効果の爆発力を最大化する
大都市 大都市 6 擁立の必須パーツ。3コインという強力な経済力も持つ
都市 都市 4 基礎経済の中心。3枚揃えることを最初の目標とする

Aランク:積極的に確保したいカード

カード コスト 評価理由
星詠みの魔女 星詠みの魔女 3 デッキトップ操作でラオリリ効果をさらに強化する上級テクニックに必須
錬金術師 錬金術師 5 2枚ドローでデッキを回転させ、経済カードを素早く引く
公爵 公爵 8 擁立後の主要継承点。コスパ最良
皇帝の冠 皇帝の冠 13 1枚で14点。経済が整ったラオリリなら狙える

Bランク:状況次第で価値が変わるカード

カード コスト 評価理由
図書館 図書館 4 行動カードを多用する構成なら経済を補助
補給部隊 補給部隊 4 ドロー手段として有効。経済カードへのアクセスを早める
早馬 早馬 2 序盤の1枚ドローで経済カードへのアクセスを早める
辺境伯 辺境伯 6 3点+特殊効果。コストに対する継承点は低いが効果次第で価値大
議員 議員 5 コスパはやや低いが序盤の継承点確保に使える

Cランク:基本的には不要または低優先

カード コスト 評価理由
呪詛の魔女 呪詛の魔女 5 相手への妨害。ラオリリは自己完結型なので妨害に割くリソースは少なめ
魅了術の魔女 魅了術の魔女 5 相手行動カードを捨てさせる。妨害重視なら採用
農村 農村 1 初期デッキに7枚あり圧縮対象。追加購入は不要

理想デッキリスト

擁立直前の理想デッキ構成

カード 枚数 役割 合計コイン期待値
宮廷侍女 3 継承点(直轄地カード) 0コイン
都市 3 経済の中心 6コイン
大都市 1 擁立準備+高経済 3コイン
農村(圧縮後) 3 残り農村 3コイン
ラオリリ(プリンセス) 1 保有中
合計 11枚 12コイン(満枚引き時)

5枚ドローで平均的に6〜8コインが出る状態です。このデッキから手札に大都市を引いた際、大都市を含む合計6コイン以上で擁立可能です。

圧縮が進んでいる理想形(寄付2枚使用後):

カード 枚数 役割
宮廷侍女 3 継承点(直轄地カード)
都市 3 経済
大都市 1 高経済+擁立用
農村 1〜2 残り(寄付で圧縮済み)
合計 8〜9枚

8枚デッキからの5枚ドローは非常に強力です。必要なカードをほぼ毎ターン引けます。


擁立直後〜継承点フェーズのデッキ構成

ラオリリ擁立後に宮廷侍女5枚が直轄地に設置されたデッキ:

カード 枚数 役割 注記
宮廷侍女(直轄地) 5 継承点(設置済み) 擁立ボーナス5枚・10点確保
宮廷侍女(初期3枚) 3 継承点 デッキまたは直轄地
都市 3 経済 各2コイン
大都市 1 高経済 3コイン
農村(残り) 2〜3 薄い経済 できれば圧縮継続

このデッキで5枚ドローすると期待コインは7〜9コインです。公爵(8コイン)を毎ターン購入できます。

継承点収集中盤のデッキ構成:

カード 枚数 役割
宮廷侍女(直轄地含む) 8 継承点(2点×8=16点)
都市 3 経済
大都市 1 高経済
公爵 2〜3 継承点(6点×2=12点)
議員 1〜2 継承点(3点)
合計継承点

よくある失敗パターンと対策

ラオリリを使いながら負けてしまうケースには共通したパターンがあります。5つの典型的な失敗と対策を解説します。

失敗パターン1:経済構築を急ぎすぎてラオリリ購入を忘れる

症状:都市ばかり買い続け、ラオリリをターン8以降まで購入しない。

なぜ起こるか:経済カードの購入に熱中するあまり、プリンセス購入を後回しにしてしまう。

対策:ターン5〜6までにラオリリを購入するよう意識する。都市が2枚入ればラオリリ購入に移行してよい。プリンセスは他プレイヤーに先取りされる可能性もあるため、早期確保が鉄則。


失敗パターン2:宮廷侍女が山に残っていない状態で擁立する

症状:擁立時に宮廷侍女が1〜2枚しか残っておらず、ラオリリの効果が半減する。

なぜ起こるか:自分や相手が序盤から宮廷侍女を購入し続け、マーケットの5枚が枯渇してしまう。

対策:宮廷侍女の残枚数を常に把握する。残り3枚以下になりそうなら擁立を急ぐか、他プリンセスへの切り替えを検討する。また序盤に自分で宮廷侍女を購入しすぎないよう注意(擁立後に5枚取得して直轄地に設置できるため、事前購入は不要なことが多い)。


失敗パターン3:農村を圧縮しないまま擁立する

症状:農村が7枚のままデッキに残り、経済効率が悪い状態で擁立してしまう。

なぜ起こるか:寄付を購入しない、または購入しても使い忘れる。

対策:寄付が場にある限り積極的に購入・使用する。農村は4枚以下に圧縮した状態での擁立を目指す。


失敗パターン4:擁立後に経済カードをまだ買い続ける

症状:擁立後も都市を購入し続け、継承点収集が遅れる。

なぜ起こるか:「まだ経済が足りない」という思い込みで購入の切り替えが遅れる。

対策:ラオリリ擁立後は宮廷侍女5枚の直轄地設置により10継承点が確保済みのため、擁立後は継承点購入最優先に切り替える。例外は皇帝の冠を早期に狙う場合のみ。


失敗パターン5:相手のラオリリ擁立を無視して自分だけの動きをする

症状:相手がラオリリで擁立し、急速に継承点を積み上げているのに気づかず普通のペースで動く。

なぜ起こるか:相手の状況把握が不足している。

対策:相手がラオリリを擁立した時点で、自分も擁立タイミングを前倒しにする。継承点レースは先手が有利なため、経済構築が7割程度でも擁立に踏み切る判断が求められる場合がある。


対戦別の立ち回り

vs フラマリア(計画型・Tier A)

フラマリアは擁立時に「コスト5以下のカード2枚を獲得」します。星詠みの魔女+錬金術師のコンボを仕込んでくる可能性があります。

主な脅威:擁立後の継承点収集速度がやや遅いが、手札の質が高い。

対策

  • フラマリアが経済構築中に自分は先に擁立する
  • 宮廷侍女山の枯渇を狙わない(ラオリリの効果を確実に使いたいため)
  • フラマリアの擁立前に自分の擁立を完了させる「レース思考」を持つ
  • フラマリアが欲しいカード(星詠みの魔女・錬金術師)を事前に購入して枚数を減らすのも有効

有利度:ラオリリ有利(擁立後の即時継承点で差をつけやすい)


vs ルルナサイカ(購入フェーズ追加型)

ルルナサイカは擁立後に購入フェーズが+1されます。複数枚の継承点を一度に購入でき、速度面で脅威です。

主な脅威:1ターンに複数継承点カードを購入する加速型。

対策

  • できるだけ早く擁立してラオリリの10点アドバンテージを活かす
  • ルルナサイカの擁立前に自分が擁立済みなら、継承点レースで先行できる
  • コイン効率のよい継承点(公爵・皇帝の冠)を素早く押さえる

有利度:ほぼ五分(擁立タイミング次第で大きく変わる)


vs レイン(呪い除去+ドロー型)

レインは擁立時に呪いを除去しつつドロー強化を得ます。安定型で大きなアドバンテージを積む機会が少ない。

主な脅威:序盤に呪い配布があった場合の復元力が高い。

対策

  • レインは継承点速度が遅め。通常ペースで動けばラオリリが有利
  • 相手が呪い配布をしてくる場合は星詠みの魔女で対処
  • 余裕があれば呪詛の魔女(コスト5)で呪い配布してデッキを乱す

有利度:ラオリリ有利


vs ベルガモット(妨害・コントロール型)

ベルガモットは相手の行動を制限する妨害型プリンセスです。

主な脅威:行動カードの使用を妨げられると経済構築が乱れる。

対策

  • ベルガモットの妨害はコスト4〜5の行動カードに影響することが多い
  • 経済を行動カードに依存しすぎない構成にする(都市・大都市は通常の財宝カードなので妨害を受けにくい)
  • 妨害が激しいなら早馬(コスト2)などで素早くターンを進める

有利度:やや有利(ラオリリの経済は財宝カード中心で妨害されにくい)


vs クラムクラム(特殊ルート型)

クラムクラムは独自の勝利ルートを持つ特殊なプリンセスです。

主な脅威:予測しにくい展開で勝利条件を素早く達成してくる可能性がある。

対策

  • クラムクラムの勝利条件を把握しておく
  • 継承点レースに集中しつつ、相手の特殊勝利への警戒を忘れない
  • ラオリリの爆発力で継承点を素早く積み、通常勝利を先取りする

有利度:ラオリリ有利(通常勝利速度で上回る場合が多い)


サプライ別評価

サプライのカード構成によってラオリリの強さと立ち回りが変わります。大きく4パターンで整理します。

評価マトリクス

ドロー手段あり ドロー手段なし
圧縮手段あり S評価(最強環境) A評価(圧縮の恩恵大)
圧縮手段なし A評価(ドローで補える) B評価(基本型)

パターン1:圧縮あり × ドローあり(S評価)

代表的なカード:寄付+錬金術師 / 寄付+補給部隊

立ち回り方針

  1. 序盤に寄付を2枚購入して農村を全追放
  2. 錬金術師や補給部隊でデッキを高速回転
  3. 8〜9枚のスリムなデッキで擁立
  4. 宮廷侍女5枚を直轄地に設置して即時10継承点を確保

このパターンはラオリリの最高形です。農村が0〜2枚まで圧縮できれば、擁立後に宮廷侍女5枚が直轄地に設置されて10継承点が即時確保され、その後の経済カード中心のコインで高コスト継承点を連続購入できます。


パターン2:圧縮あり × ドローなし(A評価)

代表的なカード:寄付のみ(錬金術師等なし)

立ち回り方針

  1. 寄付で農村を積極圧縮
  2. 経済を都市・大都市中心で構築
  3. ドロー手段がないためデッキ回転はやや遅いが、圧縮により質は高い

コインが安定して出にくい場面もあるが、農村が少ない分デッキが安定します。擁立後の宮廷侍女5枚の直轄地設置効果は確実に享受できます。


パターン3:圧縮なし × ドローあり(A評価)

代表的なカード:錬金術師や補給部隊があるが寄付なし

立ち回り方針

  1. 農村7枚は圧縮できないため、デッキに農村が残り続ける
  2. ドロー手段でデッキ回転を速め、農村が混じっても経済カードを引く確率を上げる
  3. デッキは太めになるが、ドローが多い分コイン期待値は補える

農村が残る分、経済効率はやや落ちますが、擁立後の宮廷侍女5枚直轄地設置による10継承点確保は変わらず実現できます。


パターン4:圧縮なし × ドローなし(B評価)

代表的なカード:特殊カードがほとんどない基本セット構成

立ち回り方針

  1. 都市・大都市の購入に集中
  2. 経済を都市・大都市で構築し、擁立タイミングを計る
  3. 擁立は他プレイヤーとのタイミング競争を意識して実行

このパターンでもラオリリは十分強力ですが、経済が遅れるため擁立後の継承点購入がやや安定しにくくなります。


上級テクニック

ラオリリを使いこなすプレイヤーが実践している上級テクニックを解説します。

テクニック1:星詠みの魔女での擁立仕込み

擁立仕込み」は、星詠みの魔女(コスト3)を使って擁立前のデッキトップを操作し、擁立後の初ターンに強い経済カードを引けるよう準備するテクニックです。

手順

  1. 星詠みの魔女をデッキに1〜2枚入れておく
  2. 擁立する数ターン前から、毎ターン星詠みの魔女を使ってデッキトップを確認・整理する
  3. 農村やデッキを弱めるカードをデッキトップから除去する
  4. 擁立直後に宮廷侍女5枚を直轄地に設置し、翌ターンは整理済みの経済カードで高コインを確保

この仕込みにより、擁立後の最初のターンに強い経済カードが確実に手に来る確率を高められます。

注意:星詠みの魔女はコスト3の行動カードです。毎ターン使うためには手札に引く必要があり、デッキ回転が必要です。錬金術師と組み合わせると効果的です。


テクニック2:宮廷侍女の事前追加購入

マーケットの宮廷侍女残枚数が少ない(3枚以下)場合、擁立前に1〜2枚購入しておくことで、擁立時の効果で取れる枚数が担保されます。

ただし宮廷侍女は3コインかかるため、経済構築との兼ね合いを考える必要があります。宮廷侍女2枚を先に購入すると6コインかかり、都市購入のタイミングが遅れます。宮廷侍女が残り2枚以下になった場合のみ実施する戦術です。


テクニック3:擁立タイミングの遅延(意図的)

通常はできるだけ早い擁立を目指しますが、特定の状況では意図的に擁立を遅らせることが有効です。

遅延が有効な状況

  • 宮廷侍女山が5枚フルに残っており、まだ相手が擁立していない
  • 自分のデッキ経済をもう1〜2ターン強化すれば、擁立後の継承点収集が格段に速くなる
  • 相手が同じく擁立準備中で、後出しで有利な状況を作れる

遅延の上限:ターン12〜13が限界です。それ以上遅らせると継承点レースに間に合わない可能性があります。


テクニック4:経済構築中の宮廷侍女購入コントロール

序盤に自分が宮廷侍女を購入しすぎると、マーケットの宮廷侍女が減り擁立時の効果が弱まります。逆に全く購入しないと経済が遅れます。

最適な事前購入数:0〜1枚

初期デッキの宮廷侍女3枚は継承点カードとして機能します。マーケットの宮廷侍女は「擁立のために取っておく」という意識を持ちましょう。ただし相手も宮廷侍女を買う可能性があるため、残り3枚以下になったら1枚だけ先取りするのも選択肢です。


テクニック5:大都市の複数確保

大都市(コスト6・3コイン)を2枚持つことで、毎ターンの経済がさらに安定します。

通常は擁立のために大都市1枚を購入しますが、経済を最大化したい場合は擁立後にもう1枚購入する価値があります。

大都市枚数 5枚ドロー時期待コイン(都市3枚前提) 影響
1枚 約7〜9コイン 公爵毎ターン購入可能
2枚 約9〜11コイン 皇帝の冠が狙いやすい

まとめ — ラオリリを使いこなすための5ポイント

ここまで解説してきたラオリリの攻略内容を5つのポイントに凝縮します。

ポイント1:序盤は「寄付+都市」の二刀流

ラオリリの強さは擁立後の爆発力にあります。その爆発力を最大化するには、擁立前のデッキをなるべくスリムかつ経済力の高い状態にしておく必要があります。寄付(農村追放)と都市(経済強化)の両方を早期に確保することが、すべての出発点です。

ポイント2:プリンセス購入はターン5〜6まで

ラオリリを遅く買っても意味がありません。他プレイヤーに取られてしまうリスクもあります。ターン5〜6を目安に確保してください。経済が完成していなくても大丈夫です。プリンセスはゲームの方向性を決める重要な指針です。

ポイント3:宮廷侍女の残枚数を常に把握する

ラオリリの効果は宮廷侍女がマーケットにある枚数分しか機能しません。マーケットの残り枚数を毎ターン確認し、5枚フルに取れる状態で擁立できるようタイミングを調整してください。

ポイント4:擁立後は継承点最優先に切り替える

擁立後に経済カードをまだ買い続けるのは典型的な失敗です。宮廷侍女5枚の直轄地設置により10継承点が確保済みなので、擁立後はすぐに継承点収集モードに切り替えてください。公爵(8コイン・6点)を毎ターン購入することを基本ムーブとし、余裕があれば皇帝の冠も狙います。

ポイント5:星詠みの魔女で「擁立仕込み」を覚える

上級テクニックである星詠みの魔女での擁立仕込みは、ラオリリの爆発力をさらに高める強力な手法です。デッキトップを制御することで擁立後の経済が安定します。このテクニックを習得すると勝率が大きく上がります。


ラオリリはハートオブクラウンの中で最も「教科書通りに動けば強い」プリンセスです。複雑なコンボを必要とせず、経済構築→擁立→継承点収集という基本の流れを正確に実行するだけで高い勝率を維持できます。まずは上記5ポイントを意識してプレイし、徐々に上級テクニックも取り入れていきましょう。