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礼拝堂
基本 / カード

【ドミニオン攻略】礼拝堂(Chapel)カード評価・圧縮戦略

ドミニオン基本拡張の礼拝堂(Chapel)の評価・使い方・シナジー解説。コスト2のアクション。手札から最大4枚廃棄。デッキ圧縮の原点・最強廃棄カード。

礼拝堂

基本情報

  • タイプ: アクション
  • コスト: 2
  • 効果: 手札から最大4枚のカードを廃棄してもよい。

評価

ドミニオン全体で最強格の廃棄カード。1ターンに4枚を一括廃棄できるという量的な暴力性は、後発拡張のどの廃棄カードでも超えていない。コスト2で手札を一気に4枚減らせるため、開幕の銅貨3枚+屋敷1枚を一発で蒸発させ、デッキ密度(金貨/魔女/属州など強カードの割合)を最短で上げられる。

「ターミナルアクションで何も生み出さない」「廃棄効果のみ」と単体性能は最低クラスだが、長期的にはこの1枚がデッキのを変える。礼拝堂を3〜4ターンで使い切ったデッキは、銅貨密度が低くなり、銀貨・金貨・強アクションを毎ターン安定して引けるようになる。

総合評価S+級(基本拡張の中で最強カード級・全ドミニオンでもトップ5に入る圧縮性能)。サプライに礼拝堂がある卓では、初手で礼拝堂を取らないことはほぼあり得ない。

使い方・立ち回り

開局1〜2ターン目で必ず礼拝堂を購入する。残り3金または5金は銀貨や強カードに使う。礼拝堂を引いた最初のターン(通常3〜4ターン目)に銅貨3枚+屋敷1枚を廃棄、または銅貨2枚+屋敷2枚を廃棄。これで初期デッキ10枚から4枚消えて6枚になる。

5〜6ターン目に再び礼拝堂を引いたら残りの屋敷と銅貨を続けて廃棄。礼拝堂自身も最終的には廃棄するのがベスト。デッキが4〜5枚まで圧縮されると、銀貨/金貨/強アクションだけで構成された理想デッキに近づく。

中盤以降、デッキが圧縮済みであれば礼拝堂は腐るが、再使用される機会も少ないので問題ない。コスト2で買えるため、後から不要になった廃棄カードを廃棄する手段(弟子・改築など)と組み合わせるのも一手。

圧縮戦略の数学

ドミニオンのデッキは10枚スタート(銅貨7・屋敷3)で平均購入金額は約3.5金。屋敷3枚(合計0金、勝利点要員)と銅貨3枚を礼拝堂で廃棄すると:

  • 残りデッキ: 銅貨4 + 礼拝堂1 + その他購入カード
  • 1ターンの平均金額: 約2金 → 3〜5金 (購入カードに依存)
  • 5金到達確率が大きく上昇 → 魔女・歩哨・改築など強5金カードへ届きやすい

特に魔女、市場、議事堂、歩哨など5金カードが豊富な卓では、礼拝堂による圧縮が直接的に強カード密度を高める。

相性の良いカード

  • 銀貨: 圧縮後のデッキの主役。礼拝堂で銅貨を抜いた分、銀貨を集めると平均金額が安定して上がる。
  • 改築: 屋敷→公領、銅貨→屋敷など、廃棄+獲得の両立。礼拝堂で取り切れなかった屋敷を改築で公領化する終盤コンボ。
  • 玉座の間: 玉座の間+礼拝堂 = 8枚廃棄(実際には手札制限で4枚×2回 = ターンを跨いで実施)。終盤の不要カード一掃に。
  • 魔女: 自分の呪いを礼拝堂で即廃棄しつつ、相手には呪いを撒ける。一方的な呪い戦争。
  • 議事堂・市場・研究所: 圧縮済みデッキでドロー力を最大限に活用できる5金エンジンの定番。
  • 弟子(錬金術): 礼拝堂自身を弟子で廃棄して+2ドロー。圧縮完了後の礼拝堂処理に。
  • 仮面舞踏会(陰謀): 屋敷の処分に最適。礼拝堂で銅貨、仮面舞踏会で屋敷を相手に押し付ける合わせ技。

相性の悪いカード・苦手な状況

  • 庭園戦略: 庭園は「カード10枚につき+1点」のため、デッキを圧縮するとマイナス。庭園卓では礼拝堂の購入優先度が下がる。
  • 既に高速圧縮カードがある卓: 仮面舞踏会、墓暴き、捨てる手のひら、修道院などより低コストor手軽な廃棄があると、礼拝堂のターミナル制約が相対的に弱点に。
  • 後発の祭壇・破棄置場: 祭壇は廃棄+獲得が同時にできるので、廃棄だけの礼拝堂よりも環境次第では優先度が下がる。
  • 呪い撒き不在の卓: 呪いを廃棄する必要がない卓では、廃棄量4枚の効果が部分的に余剰となる。それでも初期デッキ圧縮の価値は高い。

上級プレイのコツ

礼拝堂は購入したら最初に使うターンで4枚フル廃棄を狙う。手札に銀貨や強カードが来てしまった場合は、それらは廃棄せず屋敷・銅貨を優先廃棄。「廃棄するカードがない」状況でも空打ちでよいが、可能な限り早期に銅貨2枚以上は処理する。

一般的な廃棄パターン:

  • 1巡目(3-4ターン目): 屋敷3 + 銅貨1 廃棄、または銅貨3 + 屋敷1 廃棄
  • 2巡目(5-7ターン目): 残りの屋敷・銅貨を廃棄、礼拝堂自身も最後に廃棄

エンジン構築では「礼拝堂で何を残すか」がデッキの方向性を決める。村系(村)+ ドロー系(鍛冶屋・議事堂)+ ターミナル(魔女・盗賊)の組合せをイメージしてから廃棄する。