サプライ分析
ハトクラのサプライ(場に出たカード10枚)を読む方法を解説。圧縮手段・ドロー・アクション連鎖・擁立加速の有無から最適戦略を導き出す具体的な思考フレームワーク。
サプライ分析とは
ハートオブクラウンでは、各ゲームの開始時に10枚のコモンカードがマーケットに並びます。この10枚の構成(サプライ)によって、最適な戦略は大きく変わります。
サプライ分析の目的は3つです:
- どの戦略が実現可能かを判断する
- 対戦相手と競合しそうなカードを把握する
- 基本デッキ(農村×7、宮廷侍女×3)の弱点をどう補うかを考える
ステップ1:圧縮手段を確認する
最初に確認すべきは「農村を除去できるカードがあるか」です。
| 圧縮カード | コスト | 効果 |
|---|---|---|
| 寄付 | 2 | 手札のカード1枚を廃棄 |
| 捜索 | 4 | 手札・捨て山から1枚廃棄 |
| 鍬 | 3 | 農村または宮廷侍女を廃棄して1ドロー |
| 大工 | 5 | サプライのカード1枚を廃棄して別のカードを取得 |
寄付がない場合: デッキ圧縮が難しくなります。都市を早めに複数確保して、薄いデッキを諦め経済力勝負に切り替えましょう。
寄付がある場合: 最初の2〜3ターンで寄付を1〜2枚確保し、農村を積極的に圧縮します。
ステップ2:ドロー手段を確認する
毎ターン5枚ドローは固定ですが、追加ドローカードがあると手札が増えコンボが決まりやすくなります。
| ドローカード | コスト | ドロー数 |
|---|---|---|
| 宮廷書記官 | 3 | +1 |
| 図書館 | 5 | +2(アクション終了時) |
| 星詠みの魔女 | 3 | +1 +デッキ確認 |
| 鍬 | 3 | +1(廃棄時) |
図書館がある場合: アクションカードを連鎖的にプレイしてから図書館を使うと手札を大量補充できます。アクションカード重視の構築が一気に強くなります。
ステップ3:アクション量を確認する
「手番を増やす(+アクション)カード」がなければ、1ターンに1枚しかアクションカードを使えません。
| +アクションカード | コスト | 追加アクション |
|---|---|---|
| 近衛騎士 | 4 | +1 |
| 錬金術師 | 5 | +1 +コイン変換 |
| 吟遊詩人 | 3 | +2 |
+アクションが多いサプライ: アクションを連鎖させてコインやドローを大量獲得する「エンジン型」を目指しましょう。
+アクションがないサプライ: アクションカードよりも領地カード(都市・大都市)中心の「経済型」が安定します。
ステップ4:擁立加速手段を確認する
擁立には大都市+6コインが必要です。 大都市(コスト6)を早く取れる経路があるかを確認します。
加速に役立つカード
| カード | コスト | 擁立への貢献 |
|---|---|---|
| 錬金術師 | 5 | コインを+2に変換 |
| 商人ギルド | 4 | 購入時に追加コイン |
| 馬車 | 5 | ターン跨ぎのコイン蓄積 |
加速カードが豊富なサプライ: 早擁立(相手より1〜2ターン早い擁立)を狙う積極的な戦略が有効です。
加速カードが少ないサプライ: 擁立は7〜9ターン目が標準的。焦らず経済を育てましょう。
ステップ5:プリンセスと噛み合いを確認する
サプライのカードと各プリンセスの能力の噛み合いを見ます。
| プリンセス | 相性の良いサプライ |
|---|---|
| ラオリリ | 宮廷侍女を増やすカード/低コスト圧縮カード |
| フラマリア | アクション連鎖カード(吟遊詩人・近衛騎士)/+ドロー |
| ルルナサイカ | どのサプライでも安定(効果なし) |
| クラムクラム | 継承点カードを複数購入できるサプライ |
| ベルガモット | ドロー多め・図書館・アクション連鎖 |
実践:サプライ分析の例
サプライ例(寄付・宮廷書記官・近衛騎士・大工・商人ギルド・鍬・守備隊・果樹園・騎馬隊・軍師)
- 圧縮手段:寄付・鍬・大工あり → 積極圧縮可能
- ドロー:宮廷書記官のみ → 手札補充は控えめ
- アクション:近衛騎士あり → 1連鎖は可能
- 擁立加速:商人ギルドあり → やや早擁立が狙える
- プリンセス:ベルガモットよりラオリリが噛み合う
→ 結論:寄付+鍬で早期圧縮、都市・大都市を確保後にラオリリで擁立。商人ギルドでコインを底上げして7〜8ターン目に擁立を狙う。
チェックリスト
サプライを見たら以下を素早く確認しましょう:
- 圧縮カードはあるか?(寄付・鍬・大工)
- 追加ドローカードはあるか?(図書館・星詠みの魔女)
- +アクションカードはあるか?(吟遊詩人・近衛騎士)
- 擁立を早める手段はあるか?
- どのプリンセスとサプライが噛み合うか?
この5点を30秒で確認するだけで、戦略の方向性が定まります。